2014年06月02日

初夏の花「ウツギ」が開花

6月1日のやどりき水源林。先月に引き続き各種ウツギを見ることができました。
バイカウツギ、ガクウツギ、マルバウツギ、ニシキウツギなどは、そろそろ花の盛りの終わりでした。

それに代わってこれから見ごろになるのが、ウツギです。まだ多くはツボミ状態でしたが、日当たりのよいところではそろそろ開花が始まりました。
4月のヒメウツギから始まったやどりき水源林の各種ウツギは、本家ウツギでクライマックスを迎えます。

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バイカウツギ
梅花空木と書きます。ウメに似た花を咲かせることからこの名前がつきました。

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ガクウツギ
枝の先に散房花序をつけます。縁に、萼の変化した装飾花があります。萼片は3枚から5枚あり、大きさがばらばらなのが特徴です。

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ウツギ
開花が始まりました。ウツギの花をさす「卯の花」は、万葉の昔から「霍公鳥(ホトトギス)」セットで詠まれており、初夏を代表する花と鳥です。
posted by Forester at 11:01| やどりき植物

2014年05月29日

やどりき水源林でパートナー活動

神奈川県では、水源林・水源再生パートナーとして、多くの企業・団体に森林づくりにご協力をいただいていますが、かながわ森林インストラクターの会は、森林づくりの作業指導や自然観察、クラフト体験などの支援を行っております。

5月24日・25日はやどりき水源林で、神奈川トヨタ自動車(株)プリウス森木会(プリウスのオーナーの皆様)、スタッフの皆さま、延べ100名以上の皆さまに参加いただき、丸太のベンチ作り、森林癒し体験、水生生物観察など、森林にふれる様々なイベンを楽しんでいただきました。

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<丸太切り>
前回の活動で伐採した間伐木を、ノコギリでベンチのサイズに切断します。

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<丸太のベンチ>
切断した丸太を組み合わせて、ベンチを作りました。週遊歩道の良い休憩スポットになりました。

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<森林癒し体験>
木漏れ日のもれる林の中でハンモックの体験をしました。ゆらゆら気持ちよさそう。

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<水生生物観察>
寄沢の中に入り水生生物の採取を行い、多くの水生生物を観察しました。その後見つけたものにチェックを入れてビンゴ大会を行いました。
posted by Forester at 11:30| 水源林トピックス

2014年05月27日

5月のやどりき水源林

四季折々の表情に出会えるやどりき水源林。とりわけ5月は新緑と各種ウツギの花が楽しめ、オオルリなど鳥の鳴き声が迎えてくれる、1年の中でもとりわけ魅力いっぱいの季節です。
この時期、やどりき水源林では各種行事が行われますが、5月17日の「森林探訪」と、5月18日の「やどりきの森へ行こう」の様子をお届けします。

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森林探訪1
新緑の中津川沿いの道を進む

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森林探訪2
やどりき水源林の広場で昼食

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やどりきの森へ行こう1
水源林上部の河原にて

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やどりきの森へ行こう2
中央の木に空いている穴は、コゲラ(小型のキツツキ)の巣穴です。

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やどりきの森へ行こう3
鹿の頭蓋骨と角に触る体験

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マルバウツギ

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アメリカオニアザミ
posted by Forester at 19:56| 水源林トピックス

2014年05月25日

寄沢のカジカガエル

5月24日、パートナー活動で行ったやどりき水源林は、オオルリやカジカガエルの鳴き声が迎えてくれました。
「フィフィフィフィ‥‥」と独特の鳴き声のカジカガエルは、昔はその鳴き声をめでる存在だったようです。

紀貫之は、「古今和歌集」の序文で、「花になくうぐひす、みずにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。」と書いている。
「梅の花に鳴くウグイスや、清流に棲むカジカガエルの鳴き声を聞けば、だれだって和歌を詠まずにはいられない。」ということでしょうか、古来和歌の世界では、カエルといえばカジカガエルのことで、その鳴き声を詠むというのが、花に鳴くウグイスを詠むと同等の定番だったようです。
それだけ現在とは違い、人里の近くにカジカガエルが住める清流があったのでしょう。

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カジカガエル
鳴き声が聞こえる方に近づくと、2回程すぐ逃げられてしまいましたが、このカジカガエルは逃げずにじっとしていたので、うまいこと写真が撮れました。

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ガクウツギの上にいるワカバグモ
ガクウツギの上に昆虫らしきものがいたのでカメラで写しましたが、後で画像を見ると足が8本ある。調べると「ワカガグモ」という明るい緑色が綺麗なクモでした。

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マルバウツギ
この時期、ヒメウツギは花の盛りが終わり、マルバウツギが満開でした。ウツギはまだ蕾状態で、開花はもう少し先のようです。
posted by Forester at 18:54| やどりき水生

2014年05月17日

水生・土壌 自主研修会を実施

豊かな水に恵まれたやどりき水源林では、毎年様々な機会で水生生物観察会が催され、多くの参加者に楽しんでもらっています。
そこで、やどりき水生・土壌班では、指導者養成のための水生・土壌生物 自主研修会を17日に実施しました。
午前中は座学、午後は採集・観察を行い、水生生物の採集方法や見分けのポイントを学びました。

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午前中は、やどりき水源林の休憩棟でプロジェクターを用い座学を行いました。

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午後は、4つのグループに分かれ寄沢を中心に採集を行いました。

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採集した資料を持ち寄り、観察・同定を行なっている様子です。

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採集した水生生物の一部。上がカミムラカワゲラ、下がエルモンヒラタカゲロウ。
posted by Forester at 23:11| やどりき水生

2014年05月12日

やどりき水源林の各種ウツギ

5月11日は、やどりき調査活動の植物班で、やどりき水源林のウツギ調査活動が行われました。好天に恵まれ、ドクウツギを除く12種の「ウツギ」を見ることができました。

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ツクバネウツギ
花冠基部に特徴的な5枚のがく片があり、これが羽根つきの羽(衝羽根(つくばね))に似ていることからこの名前がついたそうです。
ウツギ(空木)は茎の中が空洞であることからその名前がつきましたが、ユキノシタ科のウツギが中空であるのに対し、スイカズラ科のツクバネウツギは茎の中が空洞になっていません。

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ニシキウツギ
ニシキウツギ(二色空木)の花は最初が白で、徐々に紅色になり、全体的に二色の花がついているように見えることからこの名前がついています。白い花が多いウツギの種類の中ではひときわ目立つ存在です。
撮影した5月11日は咲き始めなので、花の色はまだ白のままです。

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ベニバナニシキウツギ
ベニバナニシキウツギの蕾。ニシキウツギと異なりこちらははじめから濃い紅色です。
posted by Forester at 21:32| やどりき植物

2014年05月04日

風薫る五月の水源林

今日5月4日は緑の日。やどりき水源林は絶好の晴天に恵まれ、青葉若葉は日の光に照らされて輝いていました。
梢ではオオルリがさえずり、沢からはカジカガエルの鳴き声が聞こえ、一年で最も生命感あふれる季節のスタートです。
ヒメウツギが満開です。マルバウツギはつぼみをつけていました。これから7月のフジウツギまで、11種類のウツギが次々と開花して行きます。やどりき水源林は各種ウツギの宝庫です。

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寄大橋から上流を望む

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林道終点付近の寄沢

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透き通るように輝く若葉

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満開のヒメウツギ
posted by Forester at 23:35| 水源林トピックス

2014年04月28日

やどりき水源林のスミレ

春の妖精、スミレの花。昨日(27日)やどりき水源林に行った仲間からスミレの写真を送ってもらいました。
日本に野生のスミレ類は50種以上、変種も含めると200種類に及ぶとのこと。花の形や色、葉っぱの形、毛の有無、托葉の有無、花の距(きょ)の形状などを頼りに見分けるのですが、なかなか厄介です。
スミレの分類では最初に茎があるかないかに分け、さらに細かく調べて行きます。
まだ丹沢・箱根辺りでは、この連休中スミレを多く見つけることができます。図鑑とカメラを持ってスミレ探しに出かけましょう。

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「ツボスミレ」
別名ニョイスミレ。スミレの中でいちばん花が小さい。花は白色で赤紫のすじ模様があるのが特徴で、茎があるスミレの仲間です。

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「アカネスミレ」
花の色が茜色なのでこの名がつきました。全体に短い毛が生えるのが特徴で、地上茎のないスミレの仲間です。

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「エイザンスミレ」
葉が裂けるスミレを見たらエイザンスミレかヒゴスミレです。葉の付け根が5つに分かれていればヒゴ、3つに分かれていればエイザン。花の色はエイザンが赤みがかっているのに対し、ヒゴは白が多い。地上茎のないスミレの仲間です。
posted by Forester at 22:30| やどりき植物

2014年04月21日

ヤマブキの季節

サクラの花が終わり、今、やどりき水源林はヤマブキの花盛りです。林道際の斜面のあちこちに、ヤマブキの垂れ下がるようにして咲く黄色い花を見つけることができます。地下茎で繁殖し、所々で群落をつくっています。
そしてヤマブキの花が終わるころ、やどりき水源林は各種ウツギの花盛りとなります。

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ヤマブキの花(撮影:4月20日)

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ヤマブキの花の近くで、コナラが芽吹いていました。地味ですが、 房になっているのがコナラの花(雄花)です。この房状の花が間もなく伸びて垂れ下がるようにして咲きます。
posted by Forester at 23:52| やどりき植物

2014年04月20日

インストラクターのクラフト研修会

かながわ森林インストラクターの会は、県、学校、企業、団体などの要請に応じ森林づくり、自然観察、木工クラフトなどの指導や、各種イベントの支援などの活動を行っていますが、本日(4月20日)は、やどりき水源林でクラフト制作の内部研修会を行いました。

参加者は23名。午前中は5つの班に分かれて、書けない鉛筆、ミニ下駄、ウグイス笛、竹の知恵の輪、ロケットラワンをベテラン会員の指導のもと、順番に作って行きました。そして午後には木の実のオブジェの制作を行い、クラフトの腕を磨きました。

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ミニ下駄の制作風景

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書けない鉛筆、ミニ下駄、ウグイス笛、竹の知恵の輪、ロケットラワン、2人分の作品

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木の実のオブジェの作品。斜めカットの木の枝がユニーク。
posted by Forester at 23:23| インストラクター活動全般